隗より始めよ 2007 1 13
「隗より始めよ」とは、
事をおこすには、まず自分自身から着手せよの意味です(広辞苑)。
しかし、国会議員は、隗より始めることはできないでしょう。
なぜならば、今や国会議員という職業が、「家業(生業)」となっているからです。
家業(生業)である以上、その利益や特権を必死で守ろうとするでしょう。
しかしながら、定数削減や議会改革に取り組む地方議会が出てきた以上、
これでは、示しがつかないのです。
今は、国民の目が地方議会に向いているでしょうが、
次は、国会議員でしょう。
「示がつかない」
他人を教え諭すための手本にならない(広辞苑)。
しかし、現実には、難しいでしょう。
「聖域なき構造改革」を訴えた小泉内閣でも、
国会議員の特権は、聖域だったのです。
この分野は、強力な小泉内閣ですら手が出せなかったのです。